ガンの疑い見落としは防げなかったのか〜医者とAI〜
・ゼロから学習できるAIができてしまった!?
囲碁のルールを教えただけで、3日で世界一になったAIがいるらしい。
「『AlphaGo Zero』はこれまでの人間の打ち筋を学習するディープラーニングの手法を用いず、自己学習のみで棋力を高めたことが特徴。」
とのこと↓
toyokeizai.net
医療業界でもAIの発展は目覚しい。
20種類の皮膚疾患を、皮膚科専門医より正確に見分けるAI。
胸のCT画像診断のAIコンペもあるらしい。
米国Enlitic社は、肺がんの診断を、誤診率3割減、処理スピードを5万倍にした!
というのは去年の話で、今年は肺がんだけでなく、なんとCTなし、胸部レントゲンだけで14種類の肺の病気を診断可能にしたらしい。
とてもスピード感のある業界の模様。
・ガンの疑い見落としは防げなかったのか
こうなると先日のガンの疑い見落としのニュースを思い出します・・
反省すべき事件です。
調査委員会は原因の1つとして、
「診療科の医師が放射線診断の専門医から提出された報告書について自分の専門領域だけに注目し、それ以外の所見を見落としたケース」
を挙げています。
ある先生に尋ねたところ、これはAIでカバー出来る、とのこと。
「AIがあれば医者いらず」とは個人的には思っていなくて、AIと手を取り合って、
人間にしかできない仕事をするための時間を増やしてよりよい医療を作れたらなと思っています🌻
【おわり〜🙂】