芦田愛菜ちゃんは本当に病理医になるべきなのか。
病理医。
みなさんはこの存在をご存知ですか?
病理医を一躍有名にしたのが、ドラマ「フラジャイル」。
そして病理医をさらに有名にしたのが、芦田愛菜ちゃんがあるテレビ番組で「将来病理医になりたい」と話したこと。
www.nikkansports.com
病理医業界はこの話題に湧きました。
それもそのはず・・
・病理医が足りない!
病理医、日本でめちゃくちゃ足りないんです。
佐賀、福井、島根県では2017年時点で13人のみ!
1位の東京でさえ425人!(対人口10万人は3.00)
平均年齢51.9歳!
病理医は全科対応、つまり内科、外科、産婦人科、様々な科の疾患を診断しなくてはいけません。
研究の片手間では難しく、豊富な知識と経験が必要。
しかも病理解剖は一体40万かかる!
やればやるほど赤字らしい。(当然保険適応外)
・女性にむいた職業!?
その一方で、当直もなくマイペースで出来るというメリットも。
結果を期限までに出せば良いのです。
ちなみにかなりスピーディな診断として、手術中に診断を行う術中迅速診断というのがあります。
なんと15分で診断可能。
凍結標本作製の様子を見せてもらいましたが、とってもスピーディでまさに「病理=料理」でした。
これぞプロフェッショナル✨
・しかし危険も!?
ここからはあまり語られない話ですが、病理解剖で感染する危険性もあるとか。
病理医の曝露量は臨床医と桁違いとの話も。
とはいえ、強力マスクなどを徹底すれば解決するので実際問題としてのデメリットではないかもしれません💡
マイペースに病理医をやりながら、女優業。
二足のわらじに憧れる私にとっては、理想に近い形の1つかも??🌸
【おわり~😄】