難聴を放置していませんか?
身の回りに、難聴のまま我慢している方はいませんか?
年を取れば誰もが自然に難聴になるのだから仕方ない。
医者に難聴は治らないと言われた、などなど。
自分が我慢すれば見た目には分からない話だし・・と放置している方もいるかもしれません。
けれどそのままで本当に良いのでしょうか。
・難聴に保険が使える!
難聴をそのままにしておくと、なんと認知症になる可能性が高まるという研究結果もあるらしいのです・・
人とコミュニケーションが取りにくくなるのは辛いし、その上認知症になってしまったら、本当に人と普通に会話できなくなってしまいます。
いやでも補聴器とか高いでしょ?というそこのあなた。
ところがどっこい。日本では保険診察で可能な人口聴覚器がたくさんある!らしいのです。
以下はなんと保険対象!
・植え込み型骨導補聴器
・人工内耳
・残存聴力活用型人工内耳
・人工中耳
・補聴器で医療費控除!?
しかも補聴器購入には医療費控除もあるそうです。
2018年度から、
補聴器購入に先立って補聴器相談医の診断を受け、
「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」を受取り、
補聴器販売店に提出
するだけで医療費控除が受けられるそう。
気になる方は調べてみてください◎
・補聴器の問題点
しかし補聴器も完璧ではありません。
審美性を気にする方もいるでしょう。ハウリングや音質(音のゆがみ)、子音が聞き取りにくいといった問題点もあるようです。
そこで登場するのが人工「内」耳です。
2017年から適応になる基準が下がり、人工内耳を利用できる人が増えています。
手術も1時間半程度でさらっと終わってしまうそう。すごい。
・人工内耳の注意点
しかし注意点が1つ。
手術後すぐに聴こえるようにはなりません。
小児の先天性高度難聴の場合は、少なくとも3年、
成人の中途失聴では、約2ヶ月を要します。
実際に人工内耳をつけたときにどういう聴こえ方になるのか、音声を聞かせてもらったのですが、何を言っているかはわかるけど、正直音程が変な感じでした。
声色による感情のニュアンスのようなものは伝わりづらいように感じました。
けれどそれもリハビリで、脳の可塑性のお陰で改善していくらしいです。
人間すごい。
この辺りは個人の価値観に応じて判断が必要ですね。
(個人的に音楽好きなので、「歌はきちんと聴こえるのですか?」と質問したところ、それには個人差があり、絶賛研究中だそうです・・)
さらに重度の方には人口「中」耳という手もあるそうです。
しかしこの手術には高度な技術が必要で、手術時間も3時間程度かかり、やってもらえる病院を探す必要があります。
人口中耳だとハウリングが無く、補聴器に比べて音質がよく、明瞭度の高い音が得られるそうです。
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いかがでしたか。
今回は簡単に要点だけ書いたので、気になる方、身近に気になる方がいる場合には、より詳しく調べてみてください!🌟
一度耳鼻科で相談してみるのも良いかもしれませんね。